2月 022014
日曜日の夕刻。
ゆったりした時間に、
博多座の石門をくぐるとは、
なんとも気持ちよかー。
それも、片手には、
博多座名物のきんつば。
焼きたてのきんつばが
その場で味わえる博多座は、
極楽たい。
今夜の博多座歌舞伎の演目。
楽しみなのは、
花子演じる中村橋之助さんの『奴道成寺』。
よかった、このシーンは予想通り、
衣装も照明もかなりきらびやか。
眩しいくらい綺麗やった。
橋之助さんの舞いがしなやかで、
ひょうきんで、
どのシーンもほほほ、と、ほほえましくて。
狂言師とバレた、
橋之助さんのお面の早変わりが、また見事。
おかめ、ひょっとこ、お大尽のお面を
さささっと使い分けて、
遊女、客、幇間(ほうかん)の様子を
演じ分ける所作、
さすがやねーー。
もちろん、客席からは、大喝采の拍手。
精進される橋之助さんを見て、
小唄を習っている、私、おかはち、
また心新たな決意をしたとです。
「小唄のお師匠さーーん、
来週からのお稽古、
さぼらずに行きますけん」。
歌舞伎が大好きな師匠と、
歌舞伎話がまたできるけん
うれしかぁー。